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2017年7月13日 (木)

フォーク

個人的にFフォークについて考えてみる。

今回はスプリングは置いておいて、オイルとシートパイプ。
基本的には速度が(タイムが)上がれば少しずつ固い方向へいくと思います。

しかし、ミドルクラスの方に多いのは固くして安定した気になってるだけ・・・な方が多い。

自分のSP車両は後期シートパイプで、ワコーズ#10~#12.5。
他のエキスパの方と比べてもかなり柔らかいです。
乗り方とか、好みの問題も有りますが、これだけ柔らかくてもタマダ39秒台は出ます。

底突きする感じは自分にはありませんが、ストロークセンサーはいつもMAXです。

自分の考えとしては、底突きする位の固さが丁度良い感じになると思います。

例えばタマダで底突きする位ブレーキをかけるとしたら・・・・裏ストエンド位だと思います。
1ヶ所しかないんですよ?仮にそこに合わせて残スト1mm残したとします。
その他のコーナーはもっと残りますよね?


フロントが沈まないってことは、1次旋回で向きが変わらないってことになります。
速い人に付いて行った時に自分はまだ1次旋回しているのに、速い人は既に1次旋回終わって向きがかわっている・・・なんて経験は皆さん有るかと思います。

速い人は前後の動きを使って曲げているからです。ブレーキでフォークを沈ませておいて、ブレーキをリリースするとフォークが伸びてきてF過重から車体中心部過重に戻ろうとします。そこからアクセルを開けるとR過重へと移行していきます。
この一連の動作を感じて下さい。

固くすればこの動作を制限するので安定しているようで向きは変わりません。


・シートパイプ
NSR50後期 上側(戻り側)1mm×2 下側(入り側)4mm×2
NSRmini NSF 上側(戻り側)1mm×2 下側(入り側)2mm×2

ここにも盲点があります。
もう少しフルブレーキ時に踏ん張って欲しいなぁ~とフォークオイルを#10~#15へと換えたとします。
オイルを固くするってことは入り側だけではなく、戻り側も固くなります。

戻ってこないって事は2次旋回中の姿勢が前下がりなっちゃいます。なのでオイルを変えずにシートパイプの穴の加工で減衰を変えようとするわけです。
スプリングを固くノーマルからハードに交換する。入りで踏ん張りますが戻ってくるスピードも速くなります。

この辺のバランスを考えながら前後のバランスを決めていかないといけません。

1つのコーナーが良くなれば違うコーナーでネガな部分が出てきます。乗り方が変わっても同じです。全てのコーナーを完璧にセッティング出来ればGPレーサーになれますねw

20年ミニバイクやっていますが、未だに新しい発見があったり、なかなか完璧には出来ません。

トライ&エラー。
やってみて駄目なら戻れば良いだけなので、やってみましょう!!




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